シミ治療-美容コラム

COLUMN

美肌を保つためのシミ対策 -日常のケア編-

2025.01.22

皆さん、こんにちは。今回はシミについてです。
シミはお肌の見た目に影響する大きな要因であり、多くの人が悩む肌トラブルです。年齢を重ねることでシミが増えると思われがちですが、実は普段の生活習慣や紫外線の影響によって若い世代の方でもシミは発生します。
今回はシミができる原因と対策について、日常生活から始められるケアをメインに説明していきます。正しい知識を身につけて、健康で美しい肌を手に入れましょう。

シミの原因について

まずはシミの原因についてです。
シミはいろいろな原因が絡み合ってお肌の表面に浮かび上がってきます。
主な原因を見ていきましょう。

1.紫外線(UV)

シミの原因としてまず挙げられるのが、なんといっても紫外線です。
紫外線を浴びると、ヒトの皮膚は自らを守るために「メラニン」という色素をつくります。

メラニンは本来、紫外線から皮膚を保護する役割があります。一度つくられても、お肌のターンオーバー(新陳代謝)の作用でより自然に体外に排出されます。
しかし、紫外線を過剰に浴びることでメラニンが過剰につくられ、お肌に沈着しそれがシミとなって現れてしまうのです。

2.加齢(エイジング)

年齢を重ねると、お肌のターンオーバー(新陳代謝)が低下します。
先述したように、メラニンはターンオーバーによって自動的に体外に排出されますが、加齢とともにターンオーバーの乱れが生じると、メラニン色素が排出されずに蓄積し、シミとして定着してしまいます。

3.ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れることも、シミの原因の一つです。
特に女性は、妊娠・出産・更年期などのライフイベントを通じてホルモンバランスが変化しやすく、これにより過剰にメラニン生成されることがあります。
中でも「肝斑(かんぱん)」と呼ばれるタイプのシミはホルモンバランスとの関係が深いと言われており、30代~50代の女性に多く見られます。

4.摩擦などの刺激

日常生活での肌への摩擦や刺激も、シミの原因になります。
間違ったスキンケア方法や過剰なクレンジングによって、肌が傷つき、「炎症」が起きることでメラニンが生成されます。

5.ストレスや不規則な生活

ストレスや睡眠不足、偏った食生活は、健康に悪いだけでなく肌の免疫力も低下させ、肌のターンオーバーの乱れを引き起こします。また、ビタミンが不足するとメラニンを抑える働きが弱くなり、シミができやすくなってしまいます。

シミ対策で重要なこと

続いて、日常生活で実践できるシミ対策を紹介していきます。

日焼け防止|紫外線対策が最重要!

夏場は特にですが、紫外線は一年中降り注いでいます。季節関係なく日焼け止めは使用するようにしましょう。
なるべくSPF・PA値の高い日焼け止めを使うと効果的です。外出時は日傘や帽子を利用するのもおすすめです。

おすすめの日焼け止め

当院では医療機関専売品であるメディカルコスメの日焼け止めも販売しています。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

1.ナビジョンDR TAホワイトプロテクトUV(SPF50/PA+++)

・美白有効成分であるトラネキサム酸と保湿成分を配合した日焼け止め
・さっぱりした軽いつけ心地で、白浮きしにくい使用感
・紫外線対策だけでなく、美白効果も期待できます

2.エムディア UVシルキープロテクション(SPF50+/PA++++)

・紫外線吸収剤フリーの肌に優しい低刺激な日焼け止め
・国内最高数値のSPF50+/PA++++ ウォーターレジスタント
・肌にすっとなじんで白く残らないストレスフリーな使用感です。
・エイジングケア成分配合

 

日焼け止めは塗った後2~3時間で効果がなくなってしまうため、
朝に塗って終わりではなく、1日の中で繰り返し塗ることが重要です。

正しいスキンケア

正しいスキンケアを行うことも、健やかなお肌を手に入れるために重要です。

ポイントは肌への摩擦を極力減らすこと。
洗顔する際はたっぷりの泡で包み込むように洗顔し、手で直接お肌に触れないようにしましょう。また、普段の生活でも顔を触ったり、擦ったりしないように注意しましょう。

ビタミンC・トラネキサム酸・ハイドロキノンといったシミの改善が期待できる、美白成分を含むスキンケア商品を取り入れるのも良いと思います。

 

おすすめのスキンケア

1.エムディア ホイップウォッシュ

・泡で出てくるタイプの洗顔料
・きめ細かく弾力のある泡でお肌を包み込み、低刺激で洗顔することができます。
・脂肪分解酵素で皮脂はしっかりと落とし、アミノ酸が潤いを与え、ビタミンCが透明感のある肌へ導きます。

 

2.ナビジョンDR TAシリーズ

 

・美白有効成分であるトラネキサム酸配合の化粧水・乳液・クリーム
・敏感肌の方や、美容施術前後の方も安心して使用することができます。

規則正しい生活

健康的な生活習慣は、そのままお肌の健康にもつながります。

1.  1日3食しっかり食べること
2. 十分な睡眠をとること
3. 適度に運動すること

基本的なことですが最も重要です。
肌のターンオーバーを促すだけでなく、ホルモンバランスも整えることができ、ニキビなどの肌トラブルも防ぐことができます。
また、ビタミンC・ビタミンEといった抗酸化作用のある栄養素を摂取することもおすすめです。

シミでお悩みの方はみどりBEAUTY CLINICへ

いかがでしたでしょうか。
紫外線対策を徹底し、肌のターンオーバーを促す生活を心がけることで、透明感のあるお肌を維持できます。
「美肌は一日にしてならず」です。
普段からコツコツ、日々のケアで健康で美しい肌を手に入れましょう!

記事監修者プロフィール

小西邦彦 院長 小西邦彦 / 院長

経歴

2017年3月 和歌山県立医科大学 医学部 医学科 卒業
2017年4月 社会医療法人生長会 ベルランド総合病院にて初期研修
2019年4月 大阪大学医学部 形成外科 入局
2023年6月 大阪府内美容皮膚科で勤務
2024年3月 みどり BEAUTY CLINIC 開院

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • ジュビダームビスタ認定医
  • ボトックスビスタ認定医