院長ブログ-美容コラム

COLUMN

毎日を守る「日焼け止め」の正しい塗り方

2025.09.01

皆さん、こんにちは。
8月も終わり、少し暑さもマシになってきたでしょうか?(気のせい?)

しかし気温が落ち着いてきたからと言って油断できないのが紫外線です。
紫外線は1年中地球に降り注いでおり、特に10月頃までは油断できません。

引用元:気象庁HP

紫外線はお肌の老化の大きな原因ですが、
私たちが普段の暮らしの中で手軽にできる紫外線対策が「日焼け止め」です。

しかし、せっかく日焼け止めを塗っても、“正しい使い方”ができてなければ効果的ではありません。
今回は、日焼け止めの正しい使い方について説明していきます。

 

日焼け止めの“正しい”使い方

顔に塗るときの基本「5点塗り」

日焼け止めは薄く伸ばせば十分と思われがちですが、実際には規定量をきちんと塗ることが重要です。
顔全体ならパール粒2個分が目安。
少なすぎると表示されているSPF・PAの効果が得られません。

また、塗るときは両頬あごの5点に日焼け止めを置き、
内側から外側に向かってやさしく伸ばしていきます。
その後、手のひら全体で顔を包み込むようにしてなじませると、ムラなく塗ることができます。

 

 

②身体に塗るとき「線を描くように」

ボディに日焼け止めを塗るときも注意が必要です。
少量では十分な効果が得られないため、片腕全体で500円玉大くらい、片足全体で1円玉5枚分くらいを塗るようにしましょう。

また、腕や足、デコルテなどは「線」を書くように日焼け止めを出し、そのまま手のひらで優しく円を描くように塗り広げるようにしましょう。

※塗り忘れが多い部位(首の後ろや耳の裏、足の甲、ひざ裏や腕の内側)は日焼けしやすいので、意識して重ね塗りするようにしましょう。

 

汗をかいたり、時間がたった時

日焼け止めは、一度塗ったら終わりではありません

長時間屋外にいる場合は2~3時間ごとの塗りなおしが理想です。
塗りなおしが面倒くさいという方は、スプレータイプの日焼け止めを持ち歩くと便利です。

また夏場やアウトドアでは、汗や水で簡単に日焼け止めが落ちてしまいます。
なので、水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを使ったり、汗や水をタオルで拭いたら必ず塗りなおすようにしましょう。

 

まとめ“日焼け止めの効果を最大限に”

今回はみどりBEAUTY CLINICが日焼け止めの正しい塗り方について簡単に説明しました。

ポイントは「しっかりと量を塗って、ムラなく伸ばすこと」です。
また、汗や摩擦で落ちることを前提にこまめに塗りなおすようにすることも重要です。

これで、顔も身体も紫外線から守ることができます。
日傘をさしたり、飲む日焼け止めのサプリメントを飲むことも良いですが、やはり基本の紫外線対策は日焼け止めです。

正しく塗って、しっかりと紫外線対策を行うようにしましょう。

記事監修者プロフィール

小西邦彦 院長 小西邦彦 / 院長

経歴

2017年3月 和歌山県立医科大学 医学部 医学科 卒業
2017年4月 社会医療法人生長会 ベルランド総合病院にて初期研修
2019年4月 大阪大学医学部 形成外科 入局
2023年6月 大阪府内美容皮膚科で勤務
2024年3月 みどり BEAUTY CLINIC 開院

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • ジュビダームビスタ認定医
  • ボトックスビスタ認定医