院長ブログ-美容コラム

COLUMN

紫外線対策完全ガイド② -毎日のケアから美容皮膚科での治療まで-

2025.08.06

前回、紫外線がお肌に与える影響について説明ました。

紫外線はシミやしわ・たるみなどの“老化現象”を引き起こす他、長期的な皮膚へのダメージにより皮膚がんのリスクも高めます。
今回は紫外線からお肌を守るため、今すぐにできる対策から美容皮膚科でのケア方法まで紹介していきます。

外出する機会も増えると思いますので、一緒に今までの紫外線対策を見直していきましょう。

▶︎紫外線対策完全ガイド① -紫外線とその影響について-

日常のケア

まずは、日常生活でできる対策・ケア方法について解説していきます。
基本的なものから紹介していきますので、ちゃんとできているか皆さんも見直してみてください。

日焼け止めは“毎日”が基本

日差しが強い晴れの日、多くの方は日焼け止めを塗ると思います。
では、曇りの日や室内にいる時はどうでしょう?日焼け止めを使わない人も多いのではないでしょうか。

実は紫外線は曇りの日でも、屋内でも降り注いでいます。

室内だからといって油断していると、知らない間にお肌にダメージが蓄積されていきます。
なので、習慣として毎朝日焼け止めを塗るようにしましょう。

また、朝に日焼け止めを塗って一日中そのままという方も多いのではないでしょうか?
日焼け止めは汗や皮脂によってどんどん効果が落ちていきます。
特に外にいる時間が長い日は2~3時間おきの塗りなおしが理想 です。いちいち塗りなおすのが面倒な方は、スプレータイプやパウダータイプの日焼け止めも活用してみるのも良いと思います。

当院でも医療機関専売品の日焼け止めを販売してるので、ぜひチェックしてみてください。

 

ナビジョンDR TAホワイトプロテクトUV

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エムディア UV シルキープロテクション(日焼け止め)

 

日傘や帽子で物理的にブロック

これも基本的なことにはなりますが、日傘や帽子を使った紫外線対策も重要です。
紫外線だけでなく暑さも防ぐことができるので、熱中症対策にもおすすめです。

選び方のポイントとしては、
・UVカット率が高いもの(90%以上)
・日傘であれば表地が白、裏地が黒のもの
・晴雨兼用の日傘は急な雨にも対応できるので便利
・帽子であれば、お顔全体がカバーできるサイズのもの
などがおすすめです。

ただ、日傘や帽子は地面からの跳ね返りの紫外線はカバーできないので、日焼け止めの併用が理想的です。
また、アームカバーやサングラス等も使用すると良いでしょう。

 

美容医療でのケア

次に、美容皮膚科での紫外線ケア方法について紹介します。
美容医療では紫外線を浴びてしまった後のダメージを最小限にケアすることができます。
また外部からの防御だけでなく、身体の内側からケアすることで日焼けやシミの「予防」と「治療」が同時に行うことができます。
美容皮膚科での対策・治療法についていくつか紹介します。

 

美白・抗酸化点滴

まず一つ目は美容点滴です。
美容成分を直接、身体の中へ投与することでき、サプリメントよりも吸収率が高く即効性が期待できるのが特徴です。代表的な美容点滴を2つご紹介します。

高濃度ビタミンC点滴

食事やサプリメントでは摂取できない高濃度のビタミンCを投与することで、強力な抗酸化作用と美白・美肌作用が期待できます。風や疲労の予防にも役立ちます。

グルタチオン点滴(白玉点滴)

白玉点滴とは“グルタチオン”を主成分とした点滴治療です。肝臓の機能をサポートしたり、メラニンの生成を抑制する働きがありので、お肌の透明感がアップしたり、免疫力アップやデトックス効果があります。
ご紹介した美容点滴は日焼け後のケアとしてもすぐれていますが、月1回の頻度で継続することで肌質や体調のベースアップにもつながります。

 

イオン導入(エレクトロポレーション)

2つ目はイオン導入(エレクトロポレーション)です。
エレクトロポレーションは針を使わずに美容成分を奥へ届ける施術です。
肌にやさしく、しっかりと美容成分を浸透させることができる美肌治療で、痛みやダウンタイムがほとんどありません。

浸透させる美容成分も美白に特化したものや、ハリ感を出すものなど、それぞれ希望の応じて使い分けることができます。

ダウンタイムがほとんどなく、お肌に元気がないときなどいつでも施術を受けることができます。

 

サプリメント

3つ目はサプリメントです。
美容点滴と同じで身体の内側からケアを行うものですが、点滴とは違って通院する必要がなく、手軽に始められることができます。

サプリメントの代表的なものとしてはビタミンCが挙げられます。
ビタミンCには抗酸化作用と美白作用があり、普段から摂取することで効果が高まります。

また、紫外線対策として最近は飲む日焼け止めのサプリメントも販売されています。
現在は色々な種類が販売されており、これも継続して摂取することで日焼けしにくい肌へ導くことができます。

当院でも医療機関専売品のサプリメントを販売しているので、ぜひご覧になってください。

 

ワカサプリ 高濃度ビタミンC 3000mg

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カイゲンファーマ ソルプロプリュスホワイト(飲む日焼け止め)

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まとめ“未来の肌は、今つくる”

今回はみどりBEAUTY CLINICが紫外線のケア方法についていくつか紹介しました。
紫外線による影響はすぐには出てきませんが、10年後20年後になって、シミやしわ・たるみとなって現れます。

ずっと健康な肌でいられるように、今から紫外線対策をしっかり行うようにしましょう。

記事監修者プロフィール

小西邦彦 院長 小西邦彦 / 院長

経歴

2017年3月 和歌山県立医科大学 医学部 医学科 卒業
2017年4月 社会医療法人生長会 ベルランド総合病院にて初期研修
2019年4月 大阪大学医学部 形成外科 入局
2023年6月 大阪府内美容皮膚科で勤務
2024年3月 みどり BEAUTY CLINIC 開院

所属学会

  • 日本形成外科学会
  • ジュビダームビスタ認定医
  • ボトックスビスタ認定医